保育環境

【 農園 】

1本道路を挟んだ場所に、園の畑があります。すぐ近くなので、乳児クラスから畑に行くことができます。ジャガイモやサツマイモはもちろん、夏野菜・冬野菜も数種類育てます。「おいしくて立派な野菜を作る」ことは何年後かの目標とし、今は「子どもと一緒に楽しく畑作業をする」ことを大切にしています。「収穫」だけでなく、「畝づくり」や「苗・種の買い物」、「日々の観察(草むしり)」も子どもと行います。立派に育った野菜はクッキングに使用したり、おうちの人へのプレゼントにしたり。小さい野菜・大きくなりすぎた野菜は「野菜スタンプ」など制作に使用したりもしています。

【 給食室 】

「焼きたてパンの日」には、厨房のガラス戸の前をきれいに片付けて、大きなバットにパン生地を並べます。
ふわふわの生地をカットして伸ばし、ころころ丸めていきます。
子ども達は窓の外から目を丸くして見つめてくれます。
その日は朝から「パン屋さん」の始まりです。

子どもの食事は心を育む大切なもの。
おいしくて心と体にいい給食を目指しています。

【 成長を育む玩具 】

当園では「自然物でつくられたもの」を大切にしています。開園当初はおもちゃコンサルタントに玩具の選定を依頼するなど、こだわりをもって環境を整えてきました。
自然物でつくられた物は遊びの中で、物同士がぶつかるときの音が「自然の音」として鳴り響き、子ども達に心地よさを与えてくれます。
現在はおもちゃコンサルタントの研修を受けるなどして、職員で日々子ども達の事を考えながら、安全でぬくもりのある玩具を選び、遊びを深めています。

又ご家族にも玩具が子どもに与える影響、それに伴う子どもの成長や学びを伝えられるよう努めております。