BLOG

  1. HOME
  2. ブログ
  3. ビオトープ
  4. 職員研修~三ツ又沼ビオトープ~

職員研修~三ツ又沼ビオトープ~

今年も三ツ又沼ビオトープにて職員研修を実施させていただきました。この研修も今年度で4年目。当園と生態系協会、そして国土交通省(直接的な関りは荒川上流河川事務所)とで取り組みをさせて頂いてるプログラムの内容を現地の状況を見ながら説明して頂きました。

現地で見る事で言葉よりもしっかりと理解し、今後の活動展開のビジョンに繋げることが出来ました。

また、今生態系協会などの自然保護の取り組みをしている団体では、ただ自然を保護するだけでなく将来の自然保護の担い手の育成に注力しているそう。その一環として三ツ又沼ビオトープでも子ども達が遊びを通して自然保護を学んでいけるスペースの確保を始めているという話を聞き職員一同興味深々に!一旦は小学生以上を対象にしているそうですが・・・いつか園の子ども達とも活動に行きたいと思いました!

その後、職員でも自然保護活動に参加!上記で紹介した小学生以上を対象にしたスペースとは別に、未就学児用のスペースも作っていきたい!ということで、そのお手伝いをしました!

『巻き枯らし』という方法で、伐採したい木にノコギリでぐるりと傷をつけます。こうする事で1本を切り倒さなくても、次第に養液が木に巡らなくなり、半年から1年で枯れるそうです。

このスペースを将来的には未就学児向けの自然体験スペースにしていきたいとのこと。完成した暁には、子ども達と皆で遊びに行きたいと思いながら研修を締めくくりました。

当園のビオトープ活動は園内だけでなく、様々な自然に対しての有識者の方に協力を頂きながら進めています。世界的にも自然保護の人材の育成に力を入れている今日。当園でも有意義な活動を展開していけるよう尽力していきたいと思いました。