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かぶと組が小学生・企業・生態系保護協会と一緒に自然を守るプロジェクトに参加しました!

今年度初めての試みとして、(公財)サイサン環境保全基金が主催し、埼玉県生態系保護協会が共催する【子どもたちと自然をつなぐ体験活動プロジェクト】にかぶと組の子ども達が参加することになりました!

このプロジェクトは荒川の草花の育苗を通じ、荒川中下流の児童・園児の交流を図る環境教育プログラムとなっており、当園の他に3校の小学校が参加しています。

9月21日には各関係団体との顔合わせとしてオンラインでの交流会がありました。時世柄、オンラインでの交流を家庭で見たことのある児も多かったので、少し気取った言い方で「小学生のお兄さん・お姉さん達とオンライン会議をするよ!」と伝えると、まるで”大人の仕事みたい!”と張り切り、ワクワクとした様子で参加しました。

実際に参加してみても、オンラインの環境を物ともせず、意欲的に交流を図ろうとする姿がみられました。また、少々長い時間で、且つ難しい内容も多い中でしたが、集中して取り組むことが出来ていました。

交流会の中で、実際にどのような活動を行うのかという話もありました。当園に託されたミッションは都内の小学校で育苗された荒川の野草【カワラナデシコ】を荒川のすぐ隣に位置する“三ツ又沼ビオトープ”に移植してくる!というもの。

画面越しに【カワラナデシコ】の苗を託され 真剣な様子の子ども達でした。(苗は後日、埼玉県生態系保護協会の方が届けにきてくださいました。)

そして、10月10日。バスに【カワラナデシコ】を積み込み、三ツ又沼ビオトープへ出かけました!園からすごく近い場所ですが、子ども達は初めて訪れた場所。バスを降りた瞬間に たくさんの自然が目の前に飛び込んできて興奮が隠し切れない様子でした!

”早く三ツ又沼ビオトープを探検したい!”という気持ちを抑え・・・まずは、ミッションである【カワラナデシコ】の移植作業を実施。苗を丁寧に扱い、生態系保護協会の方や荒川の自然を守る会の方の指導の元 約50株あった苗を19人で協力して植え切りました!

 ←移植の記念にみんなで記念写真!

ミッションを達成した後は・・・お待ちかねの三ツ又沼ビオトープ探検!自然や虫に詳しい生態系保護協会の方や荒川の自然を守る会の方に案内をしてもらいワクワクした様子で森の中へ!

一歩足を踏み入れると・・・興味をひくものがたくさん!!中々前に進めません(笑)案内をしてくれる専門家の人たちも 次々に色々な虫を捕まえて見せてくれるので、子ども達は大興奮です!約1時間たっぷり自然の中を探検してきました!

探検の途中で“三ツ又沼”も発見!沼で生息する貝の一種を 実際に触らせてもらうなどの体験もしました!

探検後は 楽しみにしていたお弁当の時間!自然に囲まれて食べるお弁当は格別で、みんなあっという間に完食していました!

約3時間の滞在でたくさんの経験をした子ども達。園の自然だけでなく、地域の自然にも興味をもつよい機会となりました。2月頃、今回の活動内容の報告を行う オンライン交流会が開催される予定なので、子ども達と しっかりと振り返りをしていきたいと思います!